2011年05月11日

菅首相の歳費返納は評価、これからすべき国政を勝手に考えてみた

 菅首相が原発事故の責任を取って11年6月分の歳費から返納すると言明した。期間は原発事故が収束するまで無期限だとか。
 
 東電幹部も報酬を全額返上に踏み切った。

 これは当たり前だが・・・

 菅首相の対応もパフォーマンスと言われるかもしれないが、まあ国外に対する原発事故の責任の取り方としては正しいと思う。

 でも、もっと早くするべきだったのではないかとも思うね。

 
 もし、自分が総理大臣だったら3月下旬には同じようなことを表明してたと思う。生活に必要な分だけを頂戴して9割は返納みたいな形ですぐにでもテレビの前で国民に呼びかけていたろうな。

 まあ、収束するまで全額返納だから、自ら退路を完全に絶ったという部分は評価しようか。


 ちなみに今回の復興について、増税をすることは消費活動の低迷を招きかねない、浅慮だ、という人が大勢マスコミで賑わっているが、本当にそうだろうか。きちんと増税をすることを言える人こそ責任をきちんと取れる人なんじゃないだろうか。

 大嫌いな売国奴仙谷は所得税増税をもって復興に充てようと提案したみたいだ。それも確かに悪くはないが、はっきり言って効果は薄い。

 税をかけるならば消費税とガソリン税にかけるべきだ。

 これから毎年1%ずつ消費税を増税していったらいい。というかもし震災がなかったとしてもそのようにするべきだと以前も述べた。

 ある年度に3%とか5%とか上げるのでは駆け込み需要など、消費活動にかなり影響を及ぼしてしまう。でも、毎年1%ずつ上げていく方法を採ればそういったパニックを惹起するかのような消費活動は抑えられるし、そのほうが国民生活の劇的な変化を極力避けられるのではないだろうか。どこかの年度から急に8%とか10%とか言われてもそっちのほうが嫌だ。

 そして1L150円近辺にまで再び上昇してきたガソリン価格ではあるが、揮発油関係も課税する仕組みをそろそろ改めてもらいたい。

 高速道路無料化も大いに結構だが、日本には世界に冠たる鉄道技術と鉄道網がある。飛行機やバスなどよりもCO2排出量が低く、そして省エネルギーである鉄道がもっと見直されていい。通勤にマイカーを使っている地方都市がいかに多いか。そしてマイカー通勤をしている自治体ほど巨額の赤字を抱える3セクの鉄道会社がある。

 高速道路無料化は大幅な見直しとなったが、無料化はともかく元の体系に戻すのも経済の停滞を招きかねない。なので、通行料価格設定を安く見直す必要がある。

 にしてもいい加減、日本人の生活様式を変えさせる必要があるんじゃないか。まずは移動手段から。

 震災で多くの犠牲を払いながら、無駄な生活を送る必要はない。経済を回す必要があるのならば、使えるものをきちんと使う。普段の自分達の生活を見直すことも必要なのではないか。政府は国民から叩かれるばかりではなく、国民を諭す義務もある。

 多くの失われた命と自然を引き換えに真剣に国を憂うのであれば、それくらいの文句を国民に向けて発信することくらいは総理大臣には赦される話であると思う。

 ちなみに、これから取りうる国策として個人的にはこんなことを思いついた。

・あと30円くらい、1Lあたりに課税する。(1L200円を超えない程度なら許容、200円超が1年以上続くようであれば他の税を減税)
・自動車税、自動車重量税は現行課税制度の半額程度に改正(車の所有自体は推奨する)
・高速道路は無料化しなくてもいいが、すべての道路の価格設定を現行の25%程度にする
・消費税は毎年1%ずつ増税し、年10%に達するまで5年間引き上げ続ける
・震災が収束しても、消費税は10%を維持し、年金や高齢者福祉のための原資に用いる。維持することで購入価格の1割が税として取られるという認識が国民にでき、より国民が税に対する意識をもって国政を注視するようになるから一石二鳥である
・高齢者負担は現行1割だが、すべて2割に改める
・生活保護受給者の受給資格を厳格化する(別に身体に異常があるわけでもないのに、税金も納めず働かずというような輩には金を払う必要はない。本当に必要な受給者はいくらでもいる。)
・公務員給与体系を見直し、地方公務員であれば年間所得400万を目安とする(年齢にあまり関係なく。想定は30歳で妻子含む3〜4名家族。直近の全国平均くらいでも十分やっていけるだろ、日本の債務残高を考えるとこれくらいじゃないと無理)
・市長クラスの給与水準を50%引き下げる(年間1000万を超えるような役職は地方公務員では作らなくてもよい)
・市議会・都道府県議会議員の議員報酬を50%引き下げる
・国家公務員の給与体系は維持、特に霞ヶ関官僚などの待遇は今よりも向上させるべき(有能な人材を集めるため)ただし、地方分権になったら別

余談

 総理大臣は公選で直接選挙がいい。

 ちなみに、今、この国に一番ふさわしい総理大臣はと聞かれたら、迷わず宮城県知事村井氏を推す。彼のように若く聡明で有能な人材は本当に稀有だ。敬愛する石原慎太郎氏はすでに老体だし、ラディカルな側面もあってアンチも多い。それ以外で大阪府の橋下知事も嫌いではないが、彼は大阪ですべきことがまだいっぱいある。

 いや、しかし本当にびっくりした。村井氏のような人材がまだ日本にいるのかと正直驚いた。

 先日わずか10分程度民放の番組に出ていたのを拝見しただけだが、被災した状況を数分間で的確に伝える能力、よどみない発言、これからの復興作業についての先見性等々、非常にわかりやすく信頼が置けた。彼こそが次の総理大臣になるべきだと確信したし、自身の県内の被災状況を丁寧に把握し、迅速に対応している彼の能力はきわめて高い。つい先日まで瓦礫に阻まれていた仙台空港をあんな短期間で復旧させた手腕はもっと評価されてもいい。こんなに短時間で政治家の能力をまざまざと見せ付けられたのは本当に久しぶりだ。

 彼こそが首相に今いちばんふさわしい。
posted by airmassu at 14:00| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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